フィリピンのスーパー事情とは?
フィリピンのスーパーマーケットの特徴
留学先で食品などを購入する際に、よく利用するのがスーパーマーケットです。
世界中にスーパーマーケットはありますが、国によってスーパーマーケットで販売されている消費や、レジシステムなどは異なります。
日本とフィリピンではどのような違いがあるのでしょうか。
まず日本人が驚くのが、お店の入り口にガードマンがいて、お店に入るときと出るときに、持ち物などのセキュリティチェックが行われることです。
強盗防止なのでしょう、金属探知機をかばんに当てたり、男性客には腰に拳銃を下げていないかボディチェックが行われたりします。
お店を出る際にも、レシートと買い物袋の中身をチェックされます。
また、野菜や肉などは量り売りが一般的です。
野菜はキロ単位で値段が表示されており、必要な個数を選んだら、店員さんが重さを量って値札を貼ってくれます。
肉や魚も1キロまたは500グラム単位で購入するのが一般的で、一人暮らしの場合は持て余すほどの量を購入しなければいけない場合があります。
さらに日本のスーパーマーケットのように、肉を薄切りにスライスした状態では販売されておらず、骨付き皮付きのぶつ切りの状態で売られています。
停電になっても気にしない
フィリピンはインフラが整備されている日本とは異なり、まだまだ電気や下水道、ガス、道路などのインフラが不十分です。
ですから昼間でも、頻繁に停電が起こります。
停電が起こると、スーパーマーケットの電気も消えます。
しかし現地の人は慣れているのか、停電になっても普通に買い物をしています。
暗い店内で買い物をしたり、レジで支払いをする姿に驚きますが、フィリピン人は動揺せずに普通に行動しています。
これも、フィリピンならではの体験といえるのではないでしょうか。
フィリピンの物価と有名スーパーマーケット
さて、気になる物価ですが、日本より物価は低く、特に肉が安いのが特徴です。
2015年時点の情報ですが、鳥の手羽先が1キロ150ペソ、豚のもも肉が1キロ292ペソでした。
1ペソ2.6円で計算すると、鳥の手羽先が1キロ約390円、豚のもも肉が1キロ約759円です。
日本では、1キロの肉を1000円以内で購入するのはかなり難しいでしょう。
キロ売りだから安いのかもしれませんが、大家族が多いフィリピンならではの、物価の安さを感じます。
それに比べて輸入食品は高めです。
日清のカップヌードルなどインスタント食品も販売されていますが、日本より高い価格で販売されているので注意しましょう。
フィリピンで有名なスーパーマーケットはSM(Shoe Mart)Marketと、Rustan’s supermarketです。
SM Marketはフィリピン国内のみならず中国にもお店がある、チェーン店です。
食品や日用品はもちろんのこと、家電までさまざまな使用品を取り扱っているので、フィリピンで買い物をするときは、SM Marketに行けば、欲しいものが買えるといわれています。
Rustan’s supermarketはハイクラスの高級スーパーマーケット。
値段は高めですが、SM Marketでは取り扱っていないしゃぶしゃぶ用に肉や、ステーキ用の和牛なども販売されています。
慣れないうちは日本との違いに戸惑うかもしれませんが、慣れれば快適ですし、日本では売られていない商品を眺めているだけでも楽しくなります。
ぜひ足を運んでみてください。